さまざまな役で、私たちを楽しませてくれた名女優の江波杏子さんが10月27日に亡くなりました。76才でした。亡くなった原因は、肺気腫(慢性閉塞性肺疾患の急性増悪と伝えれています。

江波さんの所属事務所 アルファエージェンシーによると、

去る10月27日(土)21時6分江波杏子が急逝致しました。
26日(金)に体調不良(呼吸の状態が悪化)を訴え、14時に都内の病院に緊急入院致しましたが、回復することなく翌27日(土)夜に息をひきとりました。
あまりに突然の出来事に言葉もありません。

引用:株式会社アルファエージェンシー

江波さんは、1958年に女優をしていた母の後を追うかたちで大映に入社。翌年1960年に女優デビューします。

女優デビューして数年の役柄は、ヒロインを引き立てる悪女役が多かったそうですが、1966年に初主演した『女の賭場』での沢井アキで転機が訪れます。

当初、この映画の主演は他の女優が決まっていましたが、ケガのために急きょ江波さんが主演に抜擢されたそうです。

この時の沢井アキ役がはまり役で大人気となり、そのあとも、おんな賭博師の役柄のシリーズの映画が17本も作られ大映の看板女優となります。

1973年「津軽じょんがら節」でキネマ旬報では主演女優賞を受賞されています。

江波さんが患っていた慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、たばこなどの有害物質の長期吸入によって肺の機能が衰える病気。

江波さんは、長年この慢性閉塞性肺疾患とたたかってこられ、女優業には影響なく仕事をされていたようです。先週の月曜日までは元気に仕事をしていたそうです。

江波さんは、生涯独身をとおされ、最期は弟さんが看取られたそうです。葬儀は、近親者のみで行われ、お別れの会の予定は決まっていないそうです。